岡野ふるさとづくり協議会の平成29年度総会が4月30日午後7時より岡野コミセンでありました。概要を報告します。
会長挨拶に続いて、来賓の酒井市長、栗山市議会議員、岡野幼小学荻野校長の挨拶をいただきました。
篠山市 酒井隆明市長 | 篠山市市議 栗山泰三議員 | 岡野小学校 荻野孝幸校長 |
以下議案の要約です。これらはすべて賛成多数で承認されました。
平成28年度活動報告
平成26年策定の「岡野ふるさとづくり計画」に基づく活動です。
1.「安心安全の地域づくり」
1)防災訓練(5月29日)
訓練の想定は、震度6の地震が発生、集落内で火災発生、同時に数箇所で火災発生のため消防署、消防団の消火が見込めない状況で近隣住民が声を掛け合って無事を確認、避難所(公民館)に集まるというものです。
小学校の体育館では消防署による救急講習、消防団にる消火器の取り扱い体験と小谷池での放水訓練、篠山市担当者の防災の講演を実施しました。
小谷池で放水訓練
| 消火器取り扱い | 消火器で消火訓練 |
消防署員による救急講習 | 消防署員による救急講習 | 市職員による講演 |
2)防犯対策について
青色パトロール車の導入を図るため、先進地の実情を調査するなどの問題点を探りましたが導入には至りませんでした、
3)見守りネットワーク作り
75歳以上の方に緊急時に救急隊員に医療情報を等を伝えるための「安心安全カード」と「携帯用安心安全カード」を配布しました。
2.「心がふれあうやさしい地域づくり」
1)イベント・研究大会の実施(4大イベント)
●岡野校区敬老会(9月19日敬老の日)
招待者410名のうち149名の出席。岡野小学校3年生とわらべ歌の会による合唱、和寿園職員による面白歌謡ショーで楽しんでもらいました。
●スポーツフェステバル(10月2日)
約400名の方に参加いただきました。マンネリ化改善策として新種目を2つ取り入れました。
小学生19名が運営スタッフとして道具の出し入れや、放送の手伝いをしてくれました。
新種目 満水ゲーム | 風船リレー |
●ふれあい祭り(11月20日)
約400名の来場がありました。午前中は会館2階で芸能発表会を行い、今年は研修に来ている神戸大学の学生が科学実験を披露してくれました。
神戸大学学生による科学実験 |
会館1階は地域の方々の木彫り置物、押し花、手芸、パステル画、絵手紙、写真、俳句などの作品展示など多数の出展がありました。
木彫り置物 | 押し花 | 手芸 |
パステル画 | 絵手紙 | 俳句 |
衣類、編み物作品 | 衣類作品 | 切り絵 |
駐車場は金魚すくい、野菜の即売会、いずみ会による炊き込みご飯が振る舞われました。また、よさこい、岡野太鼓の演奏がありました。
いずみ会のみなさん | 完成した炊き込みご飯 |
午後は小学校グランドでグランドゴルフ大会を行いました。これには小学生から年配の方、そして神戸大学の学生も参加し交流を深めながら頑張ってくれました。
●人権研究大会(2月5日)
講師として京都教育大学教授野関口久志氏に「ジェンダー平等と多様性」をテーマに講演いただきました。
2)広報「心夢住んで」・ホームページの充実について
広報「心夢住んで」は第84号を3月に発行しました。
ホームページは開設以来3年が経過し、ホームページを編集できる人材が不足しておりタイムリーな情報提供が課題です。
3)挨拶運動
挨拶運動標語の選定、標語標柱の設置など独自の挨拶運動を繰り広げてきましたが、今年度は岡野小学校北交差点にて市職員と共に立ち番を実施しました。
4)声掛け運動について
27年度に作成した登録が簡易な「おかの声かけカード」を5月の防災訓練に合わせて岡野地区全世帯に配布しました。
3.「健康で生きがいのある地域づくり」
1)健康講座の開催
開催を検討しましたが実現に至りませんでした。
2)青少年の健全育成のための環境づくり
「地域とともにある学校コミュニティ・スクール」に学校地域運営協議会委員として参画し、PTA、自治会長、民生委員児童委員、教職員と共に家庭地域が協働して児童生徒の健全育成を図る地域連携体制作りに努めました。
3)いきいき塾の設置
要介護状態になる恐れのある方が専門指導者の下に地元で元気を図ってもらう「いきいき塾」の岡野地区で29年度実施に向け市担当者からの説明を受けるとともにふるさとづくり協議会の役員会や福祉部会でも実施に向けた検討、協議を実施しました。
4.「農業振興の地域づくり」
1)明日の農業を考える会について
地域振興部会会員の発案で1月21日に「岡野の農業を語る会」を50名の参加者が集まり開催しました。
2)神戸大学と農学部との連携事業について
– 地域おこし協力隊等起業化モデル事業について
山の芋の「かるかん」をチョコレートで包んだ「チョコベ」を大福堂の協力を得て開発しました。
– 実践農学について
地元で食べられている料理などを調査した結果、山の芋を使ったパンケーキを開発しました。
このパンケーキは味まつりとふれあい祭りでも提供されました。
山の芋料理のレシピ集を作成、地域内全戸に配布しました。
– 農業ボランティアの受け入れについて
岡野地区で農業実習した学生が農業ボランティアサークル「AGLOC」を結成、ボランティア活動しました。
– 山の芋の販売について
味まつりでチョコベ、山の芋パンケーキの販売と一緒に早掘りの山の芋を量り売りで販売しました。
5.「岡野らしさを育む地域づくり」
1)伊能忠敬碑除幕式について
1月21日に伊能忠敬の測量の足跡を記した標柱を「伊能忠敬篠山領探索の会」のふるさとづくり協議会が
一緒になって西岡屋地内弥勒堂参道横に設置しました。
2)その他
岡野の遺産や資産を活用する研究を活動方針に上げましたができませんでした。
平成28年度岡野ふるさとづくり協議会役員
(以下敬称略)
会長 吉田 浩明
副会長 辻 隆明(退任)
副会長 畑 利清
副会長 光山 治夫
会 計 太期 均 (退任)
事務局長 中井 悦夫
福祉部会長 谷田 章男
コミュニティ部会長 栗山泰三
生活環境部会長 瀧山 清樹
ふれあい部会長 酒井 章
地域振興部会長 三宅 寛
監 事 大安 康典(退任)
監 事 畑 一郎
平成28年度会計決算報告
【収入の部】3、173、405円
【支出の部】2、544、394円
169、011円を次年度繰越
平成29年度役員改正
(以下敬称略)
会長 吉田 浩明
副会長 大安康典(新任)
副会長 畑 利清
副会長 光山 治夫
会 計 小嶋國裕 (新任)
事務局長 中井 悦夫
福祉部会長 谷田 章男
コミュニティ部会長 栗山泰三
生活環境部会長 瀧山 清樹
ふれあい部会長 酒井 章
地域振興部会長 三宅 寛
監 事 谷田又次(新任)
監 事 畑 一郎
平成29年度活動方針
1.「安心安全の地域づくり」
1)防災訓練(6月25日)
2)防犯対策
青色パトロール車の導入を検討。
3)見守りネットワーク作りについて
2.「心がふれあうやさしい地域づくり」
1)イベント・研究大会の実施について
●スポーツフェステバル(5月21日)
●敬老会(9月18日)
●ふれあい祭り(11月26日)
●人権研究大会(H30年2月4日)
2)広報「心夢住んで」・ホームページの充実について
毎月発行、今後も充実していきます。
地域内の情報は編集委員(大野:吉田浩明、野尻:森本繁、今福:大路靖、東岡屋:小山茂明、矢代:中井悦夫)まで提供ください。
ホームページについては要請講座の実施でスタッフの育成を図ります。
3)声掛け運動
声掛けカードの登録を進める
3.「健康で生きがいのある地域づくり」
1)いきいき塾の設置
10月立ち上げをめざす
2)いきいきサロンの開催について
いきいき塾の運営定着後にいきいきサロンの同時開催
3)健康講座の開催
スポーツ21と連携
4)青少年の健全育成のための環境づくり
4.「農業振興の地域づくり」
1)明日の農業を考える会について
・明日の農業を考える会の発足
・岡野の農業を語る会の継続開催
・農作業サポートシステムの検討
2)神戸大学との連携について
– 地域おこし協力隊等起業化モデル事業
・チョコベ生産、販売体制の確立
・チョコベラインアップの充実
・新商品の開発
– 農業ボランティアの受け入れについて
・受け入れ農家を地区全体から募集
・受け入れ回収の増加、29年度は10回を予定
– 地域おこし協力隊員の受け入れ、協力隊員:板垣順平さん
5.「岡野らしさを育む地域づくり」
1)盃山登山道を含め里山整備事業の協力
2)地域ラボの受け入れ体制の確立
平成29年度会計予算
【収入の部】3、260、000円
【支出の部】3、260、000円
チョコベ販売収支報告
チョコベについて岡野ふるさとづくり協議会販売部より報告です。
11月から販売開始、3月までで
345箱(3枚入り)+30枚 164、000円
1箱5百円です。